ハワイ旅行での移動手段にレンタカーを選択される人も多いと思います。
車社会のハワイでは、日本の免許証だけで気軽に車を借りられ行動範囲も広がるので、多くの旅行客に利用されています。
でもアメリカでは左ハンドル・右車線、日本での運転と反対で交通ルールも違い運転難しい?と不安になってしまいますね。
でもきちんと事前に注意点を押さえておけば大丈夫、レンタカーを利用してハワイでの行動範囲を広げ楽しい旅行にしましょう。
今回は「ハワイで運転難しい?ルールや注意点も紹介」をお伝えします。
Contents
ハワイで運転難しい?
最初にハワイに到着して車の座席に着いたら不安になるのは当然です。
左ハンドルに右側通行、道路標識は見たことがないものばかり、でもポイントを押さえて冷静に運転すれば難しいことはありません。
交通ルールも日本とあまり変わりなく、日本の免許で簡単にレンタカーできるので行動範囲も広がります。
あらかじめきちんとシュミレーションをしておけば現地で慌てることはないので、しっかりハワイでの運転のポイントを頭に入れて、快適な旅行にしましょう!
あらかじめシュミレーション
事故につながる時の多くは心に余裕がなく、慌てているときです。
カーナビがあるから大丈夫!と思い込んではいませんか?
もちろんカーナビや地図アプリは便利で目的地までの道を正確に教えてくれますが、それは現地で運転に慣れている人に向けたルート案内、我々観光客で運転慣れしていない場合は頭の中であらかじめシュミレーションをしておくことが大事です。
Youtubeを見たりGoogleMapのストーリービューでルートや回りの景色を確認したりと頭の中でイメージを掴んでおけば現地で慌てることはありません。
左ハンドルの場合、ウインカーは日本と逆なので慌てている時思わずワイパーを出してしまうことも度々あるので事前のイメージトレーニングは必須。
おそらくハワイでレンタカーを借りる場合は到着時の空港やワイキキ周辺がほとんどなので、借りる初日の目的地までのルートは必ず何度もシュミレーションしておきましょう。
最初のルートを頭に叩き込んでおけば、あとの運転は慣れてくるので心の余裕も出来ます。
運転の間違えやすいポイント
日本の交通ルールと違いハワイの車は左ハンドル右側通行、慣れないと違和感だらけな運転となります。
交通量が多いワイキキ周辺やハイウェイなら前を走る車を真似て走れば大丈夫なのですが、田舎の方や交通量が減って前が見にくい夜間などは単独走行になる場合が多く、逆走してしまう可能性があります。
逆走してしまうのは右折時左折時で追随する車がないときです、左ハンドルで感覚も日本と違うので右折レーン左折レーンがあっても混乱してしまうのです。
右に曲がるときは→ 手前を小さく回る
左に曲がるときは→ 大きく向こう側へ回る
このポイントを何回も復唱して、口に出しながら運転すると間違えません!
交通量があれば前を走る車の右折・左折を真似すれば良いので、ナビに集中せず回りを冷静に見ておく余裕も大事です。
同乗者は助手席に座ってもらう
独りで運転するよりも、同乗者がいてくれる方が何かと安心です。
ナビの補助や地図アプリの確認、歩行者の有無など運転者だけでは把握できない視界を補佐してくれる役目です。
そしてもう一つ大事な役割が、車が右に寄りすぎていないことを確かめてもらうことです。
日本でも左ハンドルの車が右寄りに走っているのを良く見かけませんか?
どうしても日本で運転慣れしていると運転手から見える視界が右寄りになります、どんどん右寄りになっていっても自分では気が付かないこともしばしばありますし、右車線に走っている車からクラクション鳴らされて気づくことも。
そんなときには助手出来の同乗者に気にかけてもらい、「右寄ってるよ〜」と一言声がけしてもらえば安心です。
運転者と助手席側とでは感覚が違って見えるので、運転者が左寄りの走行をきちんとしていると思っていても助手席側が右によっていると感じたならば、修正は直ぐにしましょう。
アメリカの道路は車社会だから広くて走りやすいと思ってはいけません。
ハワイでの運転ルールや注意点
ハワイで車を運転できると行動範囲が広がり旅行も楽しく便利になります。
でも日本とは多少違う交通ルールがあるので、日本感覚で運転してはたとえ観光客でもパトーカに捕まり高い罰金を払うことになりかねません。
きちんと日本のルールとの違いを把握していればトラブルも避けられ、ハワイでの快適な車移動が可能となります。
知らず知らずに違反していたなんてことが無いよう、事前に学んでおきましょう!
赤信号でも右折は可能
こらは日本では考えられない交通ルールなので、一瞬戸惑ってしまいがちですが慣れてしまえば簡単。
一旦止まって歩行者が居ないかを確認できれば赤信号でも右折することが出来ます。
日本のように赤信号だから停まっていると、後ろの車にクラクションを鳴らされることもあるので注意は必要。
でも一つだけ例外があり、「NO RIGHT TURN ON RED」(赤信号時右折禁止)の標識がある場合は歩行者が居なくても右折はしてはいけません。
信号が青になるのを待ってから右折します。
この「NO RIGHT TURN ON RED」標識を見落として歩行者が居ないからと一旦停止後右折をしたら交通違反でペナルティがかかるので、見落とさずに気をつけましょう。
スクールバスは追い越し禁止
ハワイで良く見かける黄色い大型スクールバス、”STOP”の表示が出て停まっている際に後ろの車は追い越してはいけません。
つい日本の感覚で停まっている車があった場合、追い越してしまいそうになりますがハワイでは厳禁です。
スクールバスが停車しているときは後続車は一旦停止しバスが出発するのを待ちます、中央分離帯のない対向車も一時停止します。
知らないで追い越してしまった場合でも、スクールバスにはカメラが搭載されているのでドライバーに通報されてしまうこともあります。
スクールバスから降車する子どもたちの安全を守るためのルールなので、注意しましょう。
携帯電話を触るだけでも違反
日本でももちろん違反ですが、運転中の携帯電話での通話やメールの送受信は厳禁です。
ナビとして利用している場合、つい赤信号で停車していると携帯電話を触ってしまいますが、これも違反となります。
操作をして無くても触ったり、手に持ったりしただけで違反となるので注意しましょう。
赤信号待ちでつい美しい景色を写真に撮りたいために携帯電話を手にしただけで罰金となり、その場所がスクールゾーンだったら罰金は2倍に膨らみます。
これはあくまでも運転者のみに適用されるので、写真を撮りたい場合やナビを操作する場合は助手席の同乗者にお願いしましょう。
横断歩道の歩行者には注意
ハワイでは歩行者の安全を守るため、クロスウォーク法(横断歩道法)というものがあります。
ハワイでは信号が無くても横断歩道のみ存在する道路が多くありますが、歩行者がいる場合必ず一旦停止して歩行者が横断歩道の中央を過ぎるまでは車を発進してはいけません。
違反した場合は$150~$1000の罰金となります。
歩行者が自分の車の前を横断したからと直ぐに発車すると、警察に捕まる場合もあるので、ハワイスピリットのゆったり気分で運転を心がけましょう。
走行中のハザードランプの点灯は禁止されているので、日本の感覚で点灯させるのは止めましょう
ハワイでの運転難しい?ルールや注意点まとめ
日本の免許証だけで気軽にレンタカーできるハワイですが、交通ルールや注意点をしっかり頭に入れておけば、行動範囲も広がり、快適なハワイ旅行になると思います。
左ハンドル・右側通行となると運転が難しいのでは?と考えてしまいますが、事前に頭の中でなんどもシュミレーションをしておけば大丈夫。
GoogleMapのストリービューやYoutubeなどでイメージトレーニングをしておき、ハワイのドライブを楽しみましょう。
今回は「ハワイでの運転難しい?ルールや注意点も紹介」をお伝えしました。