紫陽花(あじさい)といえば鎌倉と言われるほど、鎌倉の地は5月から7月ごろまで初夏の風物詩”あじさい”が咲き誇り、私達の目をたのしませてくれます。
鎌倉は紫陽花の名所として知られており、毎年多くの観光客が訪れるので名所によっては見頃時期混雑して入場するための整理券が配られるほどです。
都内から日帰りで訪れることが出来るので、その気軽さも人気の一つかもしれません。
海と山に囲まれ歴史ある街並みが特徴の鎌倉に色を添えてくれる紫陽花は、毎年初夏にしか見られない美しい風景です。
ぜひ訪れたい名所スポットとして有名な「明月院」や「長谷寺」は特に人気があるので、紫陽花の見頃が今年2024年はいつまでなのか気になりますね。
今回は「鎌倉の紫陽花の見頃【2024】はいつまで?長谷寺と明月院についても紹介」をお伝えします。
鎌倉の紫陽花2024の見頃はいつまで?
鎌倉の紫陽花は、GW明けから早咲きで知られる”ヤマアジサイ”が色薄く咲き始めます。
見頃は毎年6月初旬から7月初旬ごろですが、名所スポットでは6月中旬から6月下旬が開花のピークになるので混雑は必至です。
やはり開花がピークとなる頃に全国から観光客が多くおとずれ、拝観時間開始前から既に行列が出来ているので、混雑を避けたい場合は5月下旬か7月初旬頃がおすすめ。
6月の見頃がピークとなる時期は拝観料を払うための受付にも人が並ぶため、通常の倍時間がかかると思っていたほうが良さそうです、現地でのレストランの予約や帰りの交通機関の時間は余裕をもったほうが賢明。
人気の場所は見頃ピーク時期だと入場規制がががり整理券が配られるそうです。
折角美しい紫陽花を見に来たのに、食事の予約が迫っていてゆっくり紫陽花を鑑賞できないのは残念すぎます。
人気スポットは、
土日だと最大4時間待ちになることもあるので、できれば平日がオススメ
混雑時期は開門・閉門時間が変更になることがあるので、確認は必要
開門時間前・閉門時間ギリギリを狙うと比較的空いています
鎌倉は三方(北・西・東)を標高100mの山で囲まれた風光明媚な場所ではありますが、土壌が雨などで崩れやすいので、その斜面に根を横に広げる紫陽花を植えることによって土砂の流出を防ぐ役割をしているそうです。
また紫陽花は土壌の成分(酸性かアルカリ性か)によって花の色が変わる植物ですが、酸性なら青系、アルカリ性ならピンク系、中間なら紫系に咲きます。
そのため多くの紫陽花が初夏になると鎌倉を色鮮やかに彩り、鎌倉の名物の一つとなっているのですね。
普段でも鎌倉は観光地で人気のスポット。
ランチのお昼時はどこも大行列、出来るならあらかじめ予約しておくか開店と同時に入れるように計画しましょう。
紫陽花おすすめスポット
・円覚寺……..穴場的存在,様々な色や形をした品種が多い
・長谷寺……..見晴台から鎌倉の街や海が一望できる
・鎌倉八幡宮.花手水に浮かぶ紫陽花が美しい
・明月院……..別名あじさい寺として有名
・建長寺……..けんちん汁の由来とされるお寺
紫陽花で有名な明月院や長谷寺だけでなく、他にも見どころがある場所は鎌倉にはたくさんあります。
数カ所をまわって紫陽花巡りをするのも楽しみのひとつです、その場合歩きやすいスニーカーや水分補給をするもの、日差し防止のグッズは必ず用意しましょう。
また紫陽花の見頃期間は江の島電鉄が満員で乗れないことも多いので、歩いたほうが早かったり、レンタルサイクリングを借りたほうが電車を待つより早く到着することもあります。
どうしても乗りたい場合は、藤沢駅方面から乗ると比較的空いており乗車しやすいです。
鎌倉のあじさい寺の明月院と長谷寺
鎌倉の紫陽花を見に行くとなるとあじさい寺とも呼ばれる”明月院”と”長谷寺”は外せません。
どちらも歴史あるお寺の境内に植えられ、紫陽花見物目的で毎年多くの観光客が訪れるのでいったことがないくても有名ですね。
初夏の鎌倉散策に紫陽花巡りをするなら、混んでいる時期でもぜひ1度は訪れていただきたい”明月院”と”長谷寺”をご紹介します。
明月院(あじさい寺)
鎌倉のあじさい寺として有名な”明月院”は、JR横須賀線・北鎌倉駅から徒歩約10分ほどで到着できるアクセスしやすいお寺です。
明月院の紫陽花は、8割ほどが日本古来からの品種で「ヒメアジサイ」と呼ばれる花で、この「ヒメアジサイ」はNHK朝ドラ”らんまん”でモデルとなった植物学者牧野富太郎博士が命名したことでも有名で、明月院には約2500株が植えられているそうです。
その2500株の殆どが青色の紫陽花で埋め尽くされているので、「明月院ブルー」と呼ばれているのは有名です。
咲き始めるのは5月下旬頃ですが、最初の頃はうすい水色の浅い色で咲きますが見頃となる6月中旬から下旬にかけては鮮やかな青になり濃く深い「明月院ブルー」へと変貌していきます。
全国からこの「明月院ブルー」を目で楽しむため多くの人が訪れるので、毎年6月は日によっては北鎌倉駅方面まで列が出来て入山規制が行われることもあるそうです。
拝観料 | 大人500円 現金のみ 本堂裏庭園拝観別途500円 |
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拝観時間 | 9:00~16:00 ⚠6月 8:30~17:00 |
駐車場 | なし |
定休日 | なし |
公式サイト | 鎌倉市観光協会HP |
長谷寺
長谷寺は紫陽花だけでなく”花の寺”として知られており、一年を通して四季折々の花が境内を彩り由比ヶ浜を一望できる風光明媚なお寺です。
日本最大級の木彫物で有名な長谷観音もあり、他にもさまざまな仏像があるので願い事を叶えたいため多くの人が足を運ぶ人気のスポットとなります。
長谷寺の紫陽花は北鎌倉の「明月院」と人気を二分するほど、見頃時期は大変混雑します。
でも2500株以上の花々が色とりどり眺望散策路”観音山あじさい路”に植えられており、見渡す限りの絶景が広がった姿は圧巻です。
長谷寺の紫陽花は種類が豊富なので、満開時期にばらつきがあり見頃期間が長いのが特徴です。
拝観料 | 大人400円 あじさい路入場券500円 |
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拝観時間 | 8:00~16:30 8:00~17:00 4月~6月 |
駐車場 | 30台 30分350円 |
定休日 | なし |
公式サイト | 鎌倉 長谷寺 |
長谷寺拝観とあじさい鑑賞セット券を、日時指定で事前WEB販売を公式HPで行うので、まめにHPのチェックを!!
日時指定日に優先的に紫陽花鑑賞と混雑回避ができて、一石二鳥です!
鎌倉の紫陽花の見頃【2024】はいつまで?まとめ
鎌倉は様々な有名観光スポットがありますが、初夏の紫陽花は特に有名です。
漫画”スラムダンク”の映画で海外からも多くの人が訪れるようになった聖地鎌倉高校前駅周辺も紫陽花が咲き乱れる隠れた穴場です。
鎌倉はお寺だけでなく駅周辺や街のいたるところに紫陽花は植えられており、観光客の目を楽しませてくれる素敵な場所です。
いつまで咲いているか気になる今年2024年紫陽花の見頃もやはり6月中旬から下旬になりそうですが、時期や拝観時間を少しずらすと比較的空いているのでおすすめです。
有名な”明月院”や”長谷寺”を含んだ色々な名所を巡る紫陽花ツアーを楽しんでください。
今回は「鎌倉の紫陽花の見頃【2024】はいつまで?明月院と長谷寺についても紹介」をお伝えしました。